Industry Insights2026年5月30日· 5 分で読めます
モニタード PDU とスイッチド PDU の違い
計測・監視・遠隔開閉の違いと、それぞれが投資に見合う場面を解説します。

「モニタード」と「スイッチド」は、インテリジェント PDU の異なる二つの機能を指す言葉ですが、しばしば混同されます。違いを理解すれば、使わない機能に費用をかけることも、仕様を絞りすぎて重要な制御を失うことも避けられます。
モニタード(スマート)PDU
モニタード PDU は、アウトレット単位で電力を計測します。各ソケットの電圧・電流・電力・電力量・力率が分かるため、負荷の平準化、容量計画、異常の早期検知に役立ちます。ただし、アウトレットを遠隔で入切する機能はありません。
スイッチド PDU
スイッチド PDU は、各アウトレットの遠隔 ON/OFF 制御を備えます。Web インターフェースからハングしたサーバーを電源再投入したり、突入電流を避けるために順次起動させたり、未使用アウトレットをロックしたりできます。計測機能付きスイッチド型なら両方を兼ね備えます。
Yiestar iPDU シリーズ早見表
- Type A — 総回路の計測のみ
- Type B — アウトレット単位の計測 + 制御
- Type C — アウトレット単位の制御のみ
- Type D — アウトレット単位の計測のみ
どちらを選ぶべきか
可視化、課金、CO₂ レポートを重視するならモニタードを。無人拠点や遠隔地を運用しており、現地に出向かずに機器を再起動できることが価格差に見合うならスイッチドを選びます。多くの事業者は柔軟性を最大化するため、計測機能付きスイッチド型に標準化しています。


