Technical Guides2026年5月12日· 5 分で読めます
サーバーラック向け三相 PDU と単相 PDU の比較
電力容量の算出方法と、単相/三相配電の選び方。

ラック密度が上がるにつれ、単相配電では余力が足りなくなります。三相 PDU は 1 系統の入力でより大きな電力を供給でき、配線量とブレーカー数も抑えられます。判断のポイントを整理します。
容量を計算する
単相の容量は「電圧 × 電流」で求まります(例:230V × 32A ≈ 7.3kW)。三相の容量は結線方式によりますが、400V 三相 32A の場合、使用可能電力はおよそ 1.732 × 400 × 32 ≈ 22kW。1 系統の入力・1 本のケーブルで 3 倍の電力が得られます。
連続負荷では常に 80% に低減し、各相が過負荷にならないよう接続機器を相間で均等に振り分けてください。
単相で十分な場合
おおむね 7〜11kW までの企業向けラックであれば、単相 16A/32A のほうが構成も費用もシンプルで、既存の単相分電盤ともそのまま組み合わせられます。
三相を選ぶべき場合
高密度仮想化、GPU、AI 計算のラックは 15kW を超えることが珍しくありません。三相配電なら PDU とケーブルの本数を減らし、負荷を均等に分散でき、さらなる高密度化にも備えられます。Yiestar はこうした用途向けに三相 32A/63A 機種と、最大 3×250A の高出力 PDU を提供しています。


